いらすとやのイラストってかわいいですよね。
今回のブログには写真が無いので副業のイメージとしてノマドワーカーのイラストを。
今回は、飲食店をしながら副業としてセルフリノベーションに関するご相談事業を始めようかな、というブログになります。
まずはまどろっこしい導入からお付き合いください。
昨今、古民家や空き家は注目されているというより、無視できない存在になっていると思います。
地方の人口減少は危機的で、古民家でなくても空き家を持て余している方は今の時代沢山いらっしゃって、処分するか、活用するか検討されている方も多いのではないでしょうか。
処分するなら片づけ、解体、空き家バンク、不動産売却等をご検討でしょうか。
田舎の古民家ともなると、処分するにも売値は驚くほど安いか、無料でも要らないといわれる始末。お金を出して借りてくれる人などまず現れません。
むしろ処分するためにはお金をかける必要があると考えたほうが良いでしょう。
見ないふりをして放置したとしても、固定資産税がかかりますし、ご近所にご迷惑をおかけしたり、将来の相続人にご迷惑をおかけすることになるのでお勧めできません。
活用するとなっても当然お金が必要です。
住宅にするには現代の生活に合わせるために相応の費用が。
お店にするには相当大胆なリノベーションが必須でしょう。
一方、元々古民家を持っているわけではないけど、古民家の建築としての魅力、物件の価格が安いという魅力も含めて、古民家に住みたいとか古民家でお店をやりたい。
という方も、少ないながら確実にいらっしゃいます。
また、DIYの究極の素材として広い土地付きの古民家が欲しい方も。DIYブームですしね。
「えんの家」には、そういったことに興味があって、どんなもんか実物を見に行ってやろう。という方がご来店されることが多いです。
このブログを読んでセルフリノベーションの実体験を聞きたくて来店される方も。
「うちの実家が空き家になっちゃってて、古民家カフェでも出来たらいいね。なんて話しているんです。参考にしに来ました。」
って、私と同じ道を歩もうとされている方も実際にご来店されます。
お会計の時とかに、ちょっと雑談という感じで話が始まり、お店の暇な時間帯であれば、話が盛り上がって立ち話で30分くらい・・・なんてことも少なくありません。
ここで、少しDIYとかセルフリノベーションの魅力を語ってみようかと思います。
DIYとかって興味がない人から見ると
「なんでそんな面倒なこと」「金がないだけだろ」「プロのクオリティに敵うわけない」「製品の方が品質が良い」
など、いろいろ思われるとは思うのですが、それも一理あります。
それを考慮したうえでも自分で作ることには余りある魅力があります。
・自分で作るからこその愛着。多少不格好でも手作りだから感じるぬくもり。
・自分で工夫して実現していく楽しさ。
・自分が思う本当に必要十分なものを実現できる満足感。
・自分のイメージがそのまま形になった時の喜び。
などなど。
少し前にプロの大工さんがお店に来店して、大変面白がってくださった時の会話です。
「おもしれえなあ!俺たち本職の大工は角がきっちり決まったとか、隙間なく施工したとか、そういうので満足をしているが、そんなんどうでもいいんだよな。」
「いや、私の素人施工じゃそういう品質の面で言ったらひどいもんですよ。」
「作る技術もあって、施工がどんなに正確でも、こういう空間を作り出すことは出来ない。センスの良い建築家やらが居ても、こうはならない。固定観念が無くて自分のイメージをそのまま形にしているから出来ることだよ。」
なるほど。と思いました。
この大工さんが、セルフリノベーションの魅力を言葉として表現してくださいました。
さて、ここから今回のブログタイトルに繋がるのですが、
お店のセルフリノベーションについてお話すると、皆さん大変興味深くお話を聞いてくださいます。
お客様によっては、さらに踏み込んで「うちの古民家を見てご意見いただきたい!」とか
さらには「うちの古民家も素敵にリノベーションしてほしい。お金を払うから!」
なんてお話もこれまでに何度かありました。
建築士ではないので建築の法規や安全に関わる責任ある発言はできません。
工務店でもないので工事を受けることも出来ません。
お茶を濁して断ってきました。
実際にこういうお話が何度もあると、私の体験は人によっては価値があるのではないか。と考えるようになりました。
私が体験したこととは
「古民家を手に入れ(借りて)、セルフリノベーションして飲食店を開業するまで、ほぼ全て自分でやった。」
ということです。
私の体験に価値があるのだとしたら、時間をしっかり確保して、ご相談に乗ったり実物を見に行ったり、情報提供とかアドバイスをして報酬を頂く、コンサルティング的な事業の可能性があります。
DIY好きな人って、基本的にはプロや有識者に相談するなんて選択肢は無くて、自分で調べて考えて実現していく人がほとんどだと思います。
でも大掛かりな、セルフリノベーションなんてレベルのことをしようと思うとなかなか踏ん切りがつかずに立ち止まってしまうことも在ると思います。
もしヘタな業者さんに相談したら「うちで施工しますよー」ってセールストーク始まっちゃうだろうし、相談相手もなかなか見つからないかもしれませんよね。
そういう人に、自分の体験談などが背中を押すとか、逆に踏みとどまらせることも出来るかもしれません。
具体的にご相談に乗れる内容としては、このブログにも書いてきた内容ではありますが、以下のようなご相談についてです。
・田舎の古民家や不動産をお持ちの方向け、処分に向けて行った方が良いこと。
・古民家の処分や取得、賃貸借についてのアドバイス。
・古民家をリノベーションしてお店にするには。やるべきこと。費用感等。
・セルフリノベーションは実際のところ本当に出来るのか。費用感。かかる時間は。
様々な理由でブログには書けなかった出来事もたくさんありますので、直接相談出来れば大っぴらに話しづらい知見なども色々お伝えでるでしょう。
コンサルティング事業というからには、報酬をお支払いいただかなくてはいけない。
んじゃあ一般的なコンサルティング料って・・・と調べたら・・・
あらまあ! 1時間あたり安くても5000円ですって!
(技術職1人日のコストを考えたら、切り売り1時間5000円。妥当というか安いくらいか…)
とはいえ、私がやるとしたら、特別な資格を持った専門家じゃないしそんなに頂けない。
ん-まあ、とりあえず・・・1時間2000円くらいにしとくか?
学生アルバイト料よりちょっと高いかなくらいの料金で始めて見るのはどうかなと。
需要があるか不明ですが、講演的なご依頼があったら面白いかも。
何で突然副業なんて言い出すかというとですね。
これから冬季に向けて、田舎の飲食店としては客足が遠のき売り上げは下がる一方です。
年末の忘年会は新型コロナウイルスの落ち着き加減から多少期待していますが、年明けは3月くらいまでどん底になる見込み。
冬季は暖房費も大きいので、今期から冬季は営業日数を絞る必要もあると考えている。
その分、副業をして飲食店の売り上げ減少を支えられたらという気持ちが大きいのです。
この先はちょっと蛇足です。
どうせ本業(飲食業)以外をやるなら、他に出来ることも結構あるし、そっちも副業としてやろうかなあと。
古民家リノベーションという経験はレアですが、期間としたら準備含め2年程度の経験しかないわけで、
ITエンジニアとしては20年近くも働いてきています。上流工程から下流工程まで、要求分析見積設計実装検査、色々やってきましたよ。
(先日のお話。大口のお弁当受注をしたので、WBS作って工程表作ってクリティカルパスから朝の出勤時刻を決めました。)
ITに関わる会社では誰でも持っている当然のスキルでも、苦手な人から見るとパソコンの大先生ってやつです。
なんたって個人事業主。固有スキルじゃなくても、持ってるスキルは何でもお金に換えたって悪い事じゃないよね。
考えてみればオモシロ経歴の私には幅広いスキルがあります。
上に書いた古民家セルフリノベーションを除いても、今ふと思いつくところで多少価値がありそうな事と言ったら・・・
・脱サラして融資を受けて飲食店を開くためのまでの経験。
・開業後Googleマップへの登録とか、マップ検索で上位に上げるためにすることとか。
・ちょっとしたホームページの作成やドメイン(アドレス.comとか.jpとか)取得
・DTPのスキルも多少あるので、印刷物のデザイン、入稿、ネット印刷して納品まで。
・社内SEがいない中小企業のITに関するちょっとした相談(実務はやり切れませんが)
・Officeドキュメント、Excelの集計、グラフ作成、マクロ作成とか。
・Googleストリートビューにアップした程度のクオリティの360°写真撮影とか。
・インターネット、セキュリティに関することで、困りごと、不安ごとのご相談。
・いっそのことパソコントラブル困りごと何でもご相談ください!みたいなやつでも・・・
出来ることは数あれど、実際に報酬を頂く価値を提供するってのは意外と難しいもので。
ビジネスモデル作りを・・・って話になると、片手間にやるにはちょっと・・。
なので、どの項目についても本業でやっている方みたく責任もって100点の出来!は保証しません。瑕疵責任とか言われるお仕事を始めるわけではありません。
知り合いに食事をごちそうする程度の報酬で、気軽にご相談できるサービスとして需要の受け皿になれればと考えています。
古民家セルフリノベーションのご相談より、IT関係のご相談の方が需要はありそうかも。
ということで、まじで副業を始めようと思います。
簡単なチラシを作ってお店で配布しようかと、現在準備中です。
今回はここまで。
2022年6月22日追記
チラシのようなもの。つくった。やっと。
このブログ投稿したのは2021年11月2日か…半年か…
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