プレハブ冷蔵庫を作ってみた(後篇)

プレハブ冷蔵庫、ひとまず形になりました。

先日の段階でパネルの組み立てのみ完了していて、実際はあとは冷却機をプレハブの上に設置するだけなんですが、その作業を紹介します。


これが冷却機。60cm四方くらいのサイズで重さは50キロくらいあるんじゃないかなぁ・・・


プレハブの上部に冷却機を置くために、天井を抜きます。

天井の高さが足りないので、冷却機を2階に突き抜ける形で設置するためです。

天井板だけでなく、根太も切り取ります。


次に、別の場所で冷却機を2階に持ち上げるために、天井を抜きます。

「荷物を上げるために天井抜くとか、おかしいだろ!」と言われそうなんですが、必要なんです。

普通に階段で持って行ければ良いのですが、古民家の階段はせまいし急角度だし、冷却機の大きさ的にちょっと無理でして・・・。


上から見るとこんな感じで抜きます。

土壁が残念な感じですが、友人一家がお子さんを連れて壁補修のお手伝いに来てくれるのを待ってるのです。

下から見たらこの部分ですね。根太3本分くらい。幅140cm、奥行き120cmの穴です。

はい、ポカーンと大きな口が開きました!

2階の天井の茅葺きの雰囲気が素敵ですね!

ちなみに、この天井の穴は後々キッチンの換気扇フードを設置する穴になるので、無駄にはなりません。



3.冷却機を2階に吊り上げる。

ロープを使って吊り上げます。

しかし、8割くらい上げたところでロープの長さ的に限度がきてしまい、あとは水道屋さんに協力してもらって、力ずくで押し上げました。

準備不足というか、計算不足というか・・・まあ、結果2階に乗せられたのでOKです。


あとはプレハブ上部の穴に合わせて冷却機を置く。これは簡単でした。 

穴の周りにパッキンのようなものを張り付けて冷気が漏れないようにして、冷却機を置くだけです。

上から見るとこんな感じ。


下から見るとこんな感じ


あとは冷却機からのドレーンを排水パイプに流し込む必要があるのと、電気工事を残すのみです。

ドレーンの接続は、次に水道屋さんが来たときにお願いしようと思います。

電気工事は内装工事がある程度進んでからの予定にしているのでもう少し先になります。


1日近くかかった作業でしたが、ひとつ終わるとすっきりですね。


今回はここまで。


追記

購入した冷蔵庫について少しご紹介します。

山東冷熱さんというメーカーの1坪冷蔵庫で三相200vの製品です。


プレハブ冷蔵庫を購入しようとwebを探している最中に見つけました。

税込、送料込みで35万弱。

結構お手頃に入手出来たと思います。

プレハブ冷蔵庫というと他にも有名なところもありますが、どこぞの厨房機器屋さんで聞いたら70万とか言われて尻込み。

安いものを探しているなか、問い合わせ担当者さんの対応が親切でこちらのメーカーさんに決めました。

「セルフで作りたい。」

「天井抜いて設置したいけど注意点ありますか?」

という問い合わせに、わざわざ絵をかいて施工のポイントまで教えてくださったのには本当に嬉しくなりました。

メーカーさんに施工業者を使わずセルフでやるような話をすると、素人問い合わせに面倒がられることもあるのですけどね。神対応でした。

ありがとうございました!


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