70枚の畳の処分費用
畳の処分って結構お金がかかります。
私の古民家リノベーションでは畳の間は無くし、全て板の間にする予定ですので、
合計70枚の畳を処分する事に成りました。
検索してみたら、畳1枚あたり2000円から3000円が相場とのこと。
6畳でも1万2千円~1万5千円。70畳ともなると14万~21万と言うことに・・・。
いやまあ、でもそれは都会で回収業者を使った場合の相場だろう?と解釈。
廃棄物処分業者に持ち込むのが一番お得だろうと思い、直接連絡してみました。
私「畳をいっぱい処分したいんですけど・・・」
廃棄物処分業者の担当さん「業者さんですか?」
私「違います。個人で持ち込みたいんですが。1枚いくらで引き取ってくれますか?」
廃棄物処分業者の担当さん「2500円です」
(電卓ポチポチ・・・70枚で・・・17万5千円???)
私「え・・・(絶句)」
廃棄物処分業者の担当さん「・・・どこにお住まいですか?」
私「えっと、長和町です」
廃棄物処分業者の担当さん「長和町でしたら町で回収してくれていたような。町に問い合わせてみては?」
私「ほんとですか。ありがとうございます!」
電話を切って即、町の担当部署に電話
私「畳をいっぱい処分したいんですけど・・・」
町の担当者「個人なら一般廃棄物処理場で引き取ってますよ。」
私「1枚いくらですか?」
町の担当者「500円です。」
私の住む長和町には、一般廃棄物処理場という、家庭から出る可燃ごみ以外のごみ、資源ごみ等を持ち込んで捨てられる施設があります。
火、土、日曜日にオープンしていて、空き缶、空き瓶、鉄くず、段ボール、プラ、いろんなモノを回収してくれる。
勿論、日々のごみ回収でも、不燃ごみを出すことができますが、指定ごみ袋も安いものではないし、貯まったところで週末にまとめて持っていけて、モノによっては指定ごみ袋に入れなくても良いから便利。
その施設に持ち込めば、畳を1枚500円で引き取ってくれるというのです。
70枚で3万5千円。処分業者に出すより14万円も安い!!
私「廃棄物処分業者の○○では2500円って言われたんですが、何でそんな安いの?」
町の担当者「一般廃棄物処理場に出しても行先は○○なんですよ。差額は町負担です。」
驚きですね。
私の年齢(40歳)で会社員をしてきたこれまで、自治体のサービスをありがたいと思う事はさほど無かったのですよ。(役場のみなさんごめんなさい。)
まあ、金銭的に助かるっていう状況に直面する事ってあんまりないものですし。
しかし今回は本当にありがたいと思いました。町のサービスは積極的に利用していきたいと思いました。
畳の処分でお困りの場合、是非自治体に問い合わせしましょう。
ただ、高齢者の方の場合、畳を大量に処分場に自分で持ち込むこと自体が難しいかもしれませんから、畳回収してくれる業者さんを使うしかないかもしれませんね。
業者さんは町の処分場は使えませんから、廃棄物処分業者に持ち込む事になりますし、部屋に敷いてある畳を剥がして、車に積むのにも相当の労力がかかります。
その費用もかかるわけですから、1枚3000円や4000円かかるのは仕方ないかもしれないですね。
一般廃棄物処分場に畳を持ち込む
畳の移動は一人ではとても辛い作業です。指を引っ掛ける場所がないので握力勝負。
出来れば2人体制で作業をしたいところです。
部屋から畳を剥がして縁側まで集める作業は、私が一人で一日がかりで頑張りましたが
廃棄物処理場への持ち込みは、日曜日で会社が休みの妻に手伝ってもらいました。
軽トラックに積める畳は、一度に20枚弱といったところです。
70枚の畳の処分では、軽トラック4往復。
事前に一般廃棄物処分場に連絡しました。
私「数十枚の畳を持って行くけど、一度にいっぱい持っていったら困りますか?」
処分場担当者「制限は無いからいっぱい持ってきても大丈夫だよ~」
私「じゃ後で行きますね~。宜しく。」
このとき『まさか。せいぜい十数枚を言い間違えたんだろう。』と思っていたらしい。
一般廃棄物処分場に到着すると、軽トラックに乗っている畳をみて
処分場担当者「あらら、いっぱい持ってきたねー!やっぱり10数枚だよね!」
私「あ、いえ、これと同じ量をあと3回持ってきます。」
処分場担当者「え・・・(絶句)」
長和町の一般廃棄物処理場の良い所は、荷降ろしを処分場の方が手伝ってくれるんです。
また、その場で分別のサポートとかもしてくれるのが助かる。
荷降ろしをしながら、手伝ってくれている処分場の方々に
「古民家をセルフリノベーションしてお店やるんですよ~」と宣伝をして
退場の際に3万5千円のごみ持ち込み費用を支払い、畳の処分を完了しました。
今回はここまで。
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