解体を始める

古民家の片づけが終了したころから、少しずつ解体作業を始めています。


計画している解体作業は以下の通りです。

・すべての畳を剥がして処分

・不要な建具を外して処分(ふすまとか、障子とか)

・後付けのベニヤ壁(建物の強度と無関係の間仕切り)を撤去

・間仕切りの土壁(もしかしたら建物強度に影響)を撤去

・不要な垂壁を撤去

・床板をはがして床下のチェック、(問題があれば根太・大引き・基礎の対処)


古民家の間取りって「田の字型」と言われていて、長方形の建屋で、廊下などなく、畳の間がふすまで仕切られて連なっていて、周りには縁側が巡らせてある。

私の古民家は、もとは田の字型と思われますが、何度かリフォームとか増築がされています。

中廊下が作られていたり、部屋と部屋の間に押し入れや物置部屋を作ってあったり、ちょっと複雑な間取り。

リノベーション後の間取りはほぼ固まっているので、不要な押し入れや物置部屋は早々に撤去していきます。


まずは後付けで造られた押し入れと物置部屋の撤去から始めました。

2.5ミリの薄いベニヤ壁を剥がし・・・

細い間柱を取り外し・・・

棚板を抜いて・・・

物置部屋の四隅の柱(鴨居と敷居の間に後付けで建てられた柱)を抜く。

これで物置部屋の撤去完了。

壁を壊すとか実際にやったのは初めてだったけど、YouTubeとかの動画で勉強していたので思いのほか短時間で出来た。


解体を経験したというところで、解体に使ったものを紹介します。

・バール

・防塵マスク

・ゴーグル

・ゴム軍手

・安全靴

・ヘルメット

・てみ

・丈夫な長袖の作業着

これらは全て必要で、全てに助けられました。

一部は装備してなくて痛い目に遭ったこともあるので、作業中に発生したことを書いておきます。

あと、ついでに購入価格の目安も書いておきます。



解体作業では常に片手にバール。とにかくバール。

バールをこんなに有効活用したのは間違いなく生まれて初めてでした。

バンバン振り回してその勢いで釘ごと木材を引き剥がします。

片手で持って隙間に押し込んでよじったりもするので、軽いほうが良い。

元々うちに錆びた鉄のバールがあったのですが、解体のために中空のバールを新調して良かった。

大きいものは4000円ちょっと超えるくらい。

私が買ったのは数百円ケチって60センチのやつだったけど、一番長い奴でも良かったかなと思った。


ゴム軍手

バールをしっかり掴むためにゴム手袋。

ベニヤとかの木材が裂けたりしてトゲ状になるので、普通の軍手ではすぐ貫通する。

ゴム手袋じゃないとだめ。

10セット2000円くらいのやつを買ってあるんだけど時々紛失する。


マスク。出来れば防塵マスク。

左が高い奴(3Mとかのやつ)で、右が安い奴(ワークマンで最安値みたいなの)。

防塵マスクは花粉用のマスクとかと違ってカップ状に成型されていて、紐は耳にかける方式ではなく頭の後ろで止める方式らしい。比較的呼吸はしやすい気がする。

安い10個200円の防塵マスクは、すぐにズレちゃって失敗だった。

一方、高い方は1個200円を超えると思うけど、さすがに抑える力も強い。

高価な方の防塵マスクは凄い埃が予想される作業をする日に、ちょっと奮発して使う。

日々使っているのは安いほう。

これをつけていても、埃が大量に出る作業をして帰って、鼻をかむとドン引きするくらい黒いのが出てくる。着けてなかったら…と思うとぞっとするくらい。


安全靴

安全靴は有った方が良いと思う。重いものを落とした時に足の甲や指先をガードしてくれる靴です。

でも解体に関して言うと「踏み抜き防止」の方が重要かも。靴底に鉄板が入ってるらしい。

私の買った安全靴はそんなこと気にせず安いものを選んでしまったので「踏み抜き防止」が無かったのだけど、一度釘を踏んでしまった。

貫通した釘の先が数ミリ飛び出て、チクリとした感触があっただけで怪我には至らずギリギリセーフだったが、「踏み抜き防止」が付いていたらこんな事にはならない。

解体中は、釘が飛び出た木材がその辺に転がる事になるし、錆びた釘は目立たないため気付きづらい場合もあるので、踏み抜き防止の方が良いでしょう。

2000円から、5000円を超えるくらいまである。

おしゃれで、普段から履けるようなデザインのものだと高い気がする。


ヘルメット

これは工事するなら当然ですよね。

色々落ちてきたり倒れてきたときに、頭を守ってくれる。

あと、隙間に入って作業して起き上がるときに、後頭部をガンって・・・

ただ、普段より背が高くなるから、「当たらないだろう」という間合いでもヘルメットをかぶってると、ヘルメットの先をこすったりするのがちょっとうざかった。

2000円くらいからある。

高いものの性能が良くわからないけど、高所からの落下とかを考えたら高いものの方が良いのだろうか・・・?


ゴーグル

埃が舞うので、ゴーグルも欲しい。

衝撃を与えた時に飛び散る欠片から目を守るのならメガネかけてれば良いけど、ふわふわ浮く埃が空間に充満するから、ゴーグルは密閉式のやつが良いと思う。

買ったのは800円くらいだったかな。でもこれ、すぐ曇るんだよなぁ。

古いスキー用のゴーグルとか持っているならそれでも良いと思う。


てみ

つまり、おっきなちりとり。

本来は農作業に使うものらしいけど、大量のごみ、チリ、埃を集めるにはこれ。

1000円未満で買えちゃう。

土壁の撤去には絶対必須。土壁撤去ならブルーシートもあった方がベターだけど。


丈夫な長袖の作業着

ゴーグルとか安全靴を装備して半袖とか短パンで作業って本当にナンセンスですよね。

最初は長袖の作業着を着ていたのに、動いているうちに暑くなって上着を脱いだ。(←馬鹿)

案の定、木材を移動させるために抱えた際に、飛び出ていた釘で腕にグサっとやってしまいました。

壁や柱から飛び出たままの釘で袖を引っかける事も何度か・・・。

錆びた釘とかは破傷風とかの感染リスクもあり、命の危険にも繋がるとか・・・。

暑くても解体作業中は必ず長袖装備です!


しっかり装備をそろえて、安全作業しましょうね!


今回はここまで。


古民家カフェダイニング えんの家

長野県小県郡長和町和田宿旧中山道の街道沿いの古民家をセルフリノベーションした飲食店です。 自家製ローストビーフ・ローストポーク・ベーコンをはじめ、ジビエ(鹿肉)の提供もしております。 営業時間10:30~17:30 夜の営業は17:30~予約営業のみ。 ご予約はお電話で 0268-71-6487

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