長野県に大きな被害を出した台風19号の被害は、長和町にも結構な被害を出しました。
上田から白樺湖や茅野方面に向かう国道152号線は、大門川に削られて崩れてしまい通行できなくなっています。(う回路はありますが)
県内外で被害を受けられた方にお見舞い申し上げます。
運良く、私の古民家には大きな被害は無く助かりました。
さすが100年以上もそこに建っている古民家ですね。
数10年に一度の規模の台風もどこ吹く風と言ったところなんでしょうか。
しかし建物の被害はさほど無いものの、雨への対応は色々必要だと言う事がわかりました。
その1.雨どいが劣化で役に立たず、こぼれた水のせいで裏庭のこの辺はいつも湿気が多い。
みて分かる通り、基礎まで1メートルくらいの距離にどんどん雨どいから雨水がこぼれおちています。雨どいの角度もおかしいのは大雪とかで曲がっちゃったのかな。
地面をみると、基礎への雨水の流入を防ぐために波板でガードしてあります。
床下への動物の侵入を防ぎたいという意図かもしれませんが。
その2.同じく裏庭。雨どいの行先が建物真横の地面に直接流れていて、土台への湿気の影響が心配。
雨どい、地面に到達せずにぶった切られて、そこから地面にどんどん水を排出してます。
基礎から1メートルくらいしかないから、湿気が気に成るところです。
土壁がボロボロなのがバレてしまいますが・・・まあ、そのうち。
その3.雨どいの行先が家の前のスペースになっており、駐車スペースが非常にぬかるむ。
まるで沢のようです。
瓦に隠れて見えづらいですが、雨どいから落ちてきた位置のすぐ右側に排水溝の口があるんです。
そちらに流さず何故か家の前にリリースしている。
単純に接続部品が壊れたからという理由で、こんな事をしているのではないかと思う。
試しに瓦を排水溝に向けてみると、詰まっている様子もなく、とめどなく流れてくる雨水をどこかに運んで行ってくれました。
どこかへ行っているかは分からないけど家から離れていればそれでヨシとします。
で、この雨水が作り出した問題のぬかるみが下の写真。
これは雨の翌日です。水は地面には浸透せず、まるで水田のようです。
この場所を毎日車で通るので、通るたびにぬかるみが悪化していきます。
ここを通り過ぎて道路に出ると、泥を撒き散らしてしまい申し訳ない気分になる。
家の裏側の役に立っていない雨どいの修復は今後行うとして、ぬかるみは早く解決したい。
なんでこんなに水はけが悪いのだろうか?
理由は、良く観察して泥をスコップですくってみてなんとなくわかりました。
写真でワラのように見えるのは、ここを覆っていた草なんですよね。
今は草が茂っていませんが、夏まではそれはもう草だらけだったんです。
で、泥をすくって良く見ると繊維状のものが多く含まれている事がわかりました。
おそらく、草が多い茂り、冬には枯れてを何十年と繰り返すうち
植物が朽ちて分解されたものが、表面に相当堆積していると思われます。
ある意味豊かな土です。
でも、この場所は雨どいから水が排出され、水が溜まりやすい場所でしたから
堆積物が長時間水にさらされて、まるでヘドロのような状態になる。
乾燥していれば固い地面だったのですが、繰り返す雨と私の車の往来により・・・
さて、どうしたものでしょうか。
一般的には、ぬかるみの対策は砂利を引くらしいです。
でも、問題の根本であるヘドロと混ざってしまうだけの気がする。
ヘドロを取り除く必要もあるんだろうなぁ。
この広さに砂利を引くのは大変そうだなぁ・・・。
費用もかかりそうだし。
今回はここまで。
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