2階の建具を補修し動物の侵入をシャットアウト

穴だらけの2階の対応

2階は穴だらけのエントリーで紹介した2階は、建具の補修が進んでいます。

土壁の崩れている場所は、大穴というレベルではないのでひとまず放置してます。

動物の出入りを一日も早く止めたかった事もあり、開きっぱなしだった建具の補修を優先しました。

以前も写真をアップしましたが、こんな感じ。開いている部分は、閉じる事が出来なかった。

ちなみに外から見たらこんな感じ。そりゃ動物も入るよなぁ・・・

あ、屋根から何か垂れているように見えますが、これは雪の落下を防止するためのスチールのアングルです。

大雪に耐えかねて折れてしまったのですね。これは撤去してしまおうと思ってます。



さて、建具の話に戻りますが、具体的な補修を紹介します。

たとえば下の写真は障子です。

もとは障子紙が貼ってあったのだけど、骨組みしかない。骨組みの痛みも・・・

この障子は紙の代わりに4mmの薄ベニヤを張り付けました。

で、貼ったあとの障子が以下の通りになりました。

内側は、色を塗って違和感なく仕上げ。悪くない出来です。

同じものを外側から。

って、外側は色を塗ってないじゃないか・・・

先に外を塗れって感じですが・・まあ後々塗ります。


他の建具も紹介。下の写真も同じくベニヤを張った障子です。



下の写真(ブレているけど)で、白木で枠を作っている右側の建具は新規に作ったものです。開閉可能な建具になってます。

杉の角材で骨組みを作って、杉の野地板を並べて貼ったものです。

骨組みの角材も後で塗ろうと思ってます。

下の写真は、羽目殺しで開閉を考えていないもの。これも白木のまま。後で塗ります。


板の野地板で作った建具は、きっちり張り付けても隙間が出来てしまいます。

隙間は黒色のコーキング材で塞ぎました。

冷たい隙間風が強制的に吹き込む事だけは防げるとは思いますが、断熱効果はほぼゼロです。

二重ガラスのサッシとかだと断熱効果が高いんでしょうけどね。


長野県、長和町は、今(11月下旬)の最高気温が10度くらいで朝方は0度くらいです。

2月頃は朝方だとマイナス10度くらいになりますので、現時点では真冬の寒さは想像できませんね。

このままの状態で真冬の寒さを体感してみて、あまりに酷いようでしたら対策を検討しようかと思います。



さて、建具の対応をしたことにより動物の侵入に関して早速効果を感じる出来事がありましたので書いておきます。


以前、ハクビシンと出会ったのは、辺りがすっかり暗くなった6時過ぎだったと思います。

今はさらに日が短くなって、5時過ぎ頃には同じくらいの暗さになっているのですが、

5時半を過ぎて、暗い中投光機の明かりで作業をしていると、2階の補修した建具の辺りから爪で何かを引っ掻くような音が聞こえてきました。

カリカリカリカリ・・・・

カリカリカリ・・・

カリ・・・

カリカリカリカリ・・・・

カリカリカリ・・・

おそらく、今まで出入りしていた場所に板が張り付けられていて、侵入出来なくなっているのでしょう。

引っ掻いて、止めて、を何度も繰り返している様子が聞こえてきます。

時間にして1分ほどでしょうか、諦めたのか引っ掻く音は聞こえなくなり、2階の床を歩くような音も聞こえてきません。

ライトとカメラを構え、静かに2階に上がってみましたが、音が鳴っていたと思われる個所は板がしっかり止められている状態のまま。

侵入を防ぐ事が出来たと思われます!

まあ、私が知らない他の穴から侵入されている可能性は否定できませんから、もう安心とは言い切れませんが、建具補修による効果はそれなりに得られたと判断して良いと思います。


冬に向けて、動物たちも夜を過ごせる建物を探していると思います。

これまで私の古民家は格好の隠れ家だったに違いありませんが、これからはそうはいきません。

今後も古民家の夜の警戒は継続的に行っていきたいと思います。


今回はここまで。


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