旧台所をトイレに(解体)
旧間取りで台所だった場所を、トイレに改装しようと思っています。
玄関入って右側の部屋です。
玄関側からみるとここ。
間取り図と見比べると分かると思いますが、
壁のように見えますが、台所の棚の背板という方が正しいと思います。
見えている板は薄い10mm程度の板で簡素な作りです。簡単に抜けそうなのでバール片手に解体する事にしました。
これは台所の床板を外した際の写真。
これは床を剥がした後で、残った釘をディスクグラインダーでカットしている写真です。
派手な火花が映えそうと思って、セルフタイマーを使って撮りました。(笑)
以下は、玄関と厨房の間の棚?壁?を解体した後の写真です。
床も抜いてあります。
夕方になってしまって投光機の光を当てているから見やすいですね。
無くなった壁の先に見えるようになった空間が6畳の旧台所です。
この6畳の空間を飲食店用のトイレとして、個室2つ、手洗い1つ、掃除用具と洗濯機等を入れる小さな空間に分けようと思います。
床板貼ってあるように見えるのは借り置きしているベニヤ板です。
実際の床は下水の配管が終わってから作る予定ですので置いてあるだけです。
水道やガスの配管等も見えますが後付けで設置しているため、めちゃくちゃな配置ですね。
ガス水道の配管も新しく作るつもりですので、既存の配管はカットしてしまおうと思います。
壁に見える水色の板は水とか火に強い素材と思われ、4mm程度の薄い板です。
水色の板の上には、木目プリントの薄いベニヤ板を張り付けてありました。
木目の板の方は全面貼ってあったのですが、中途半端に剥がしたので、木目の板と水色の板も見えている状態になっています。
水色の板を剥がすとその下の土壁が一緒に壊れそうだったので、これ以上既存の壁に手は加えません。この状態のまま残してその上に新しい壁を作っていく予定です。
あと、柱が見えている位置にも、改めて壁を作っていく予定です。
サイクロン集塵機
上の写真で柱とかぶっていますが、柱の手間に変なパイプのついた物体が存在するのがおわかりでしょうか。これは自作のサイクロン集塵機です。
古民家の片づけで大活躍しているものですので、ここで紹介しておきます。
集塵機の全体像で見やすい写真があったので載せておきます。
右側にあるシルバーのR2-D2みたいなやつが、「業務用集塵機」、つまり掃除機です。
で、その左側にあるのが、自作の「サイクロン集塵機」です。
逆さにした、円錐状のサイクロンパーツと、ゴミ貯めのためのペール缶を組み合わせたモノになります。
「サイクロン集塵機」とはなんぞや、と思う人が多いでしょうから簡単に解説させて頂きます。
サイクロン掃除機と名前も機能も似ていますが、少し用途が異なります。
「サイクロン集塵機」とは、集塵機(掃除機)本体と、吸い込み口(ノズル)との間に噛ます
中間ゴミ収集機といったところです。
集塵機でそのままゴミを吸い取った場合、集塵機にはフィルターがありますから、細かいチリがフィルターにつまってしまい、あっという間に吸い込みが悪くなってしまいます。
しかし、吸い込み口と集塵機の間にこの「サイクロン集塵機」を入れると、ほとんどのごみが「サイクロン集塵機」で遠心分離され、ペール缶に落ちてくれるのです。
もう一度言います。
ほとんどのゴミが、集塵機本体ではなくて、中間のサイクロン集塵機のペール缶に落ちてくれています。
これの何が良いかと言うと、
・集塵機本体を触ることなく、ペール缶のごみのみを処分出来ます。
・ペール缶がゴミでいっぱいに成るまでフィルター掃除せずに持ちます。
・大量の埃を吸い取るとき、本体だけだと5分で吸わなくなってしまうところ、これを間に噛ますだけで、連続30分使い続けても大丈夫になりました。
一般的には、大工さんとかで電動工具の切りくずを集めるために使われているようです。
古民家のリノベーションでは、木材の隙間等に大量のホコリが貯まっていたりしますし、土壁からは砂埃や小石が落ちてきます。
まともな掃除機ではあっという間に吸い込まなくなってしまいます。
サイクロン集塵機は必須だと思います。
サイクロン集塵機に興味をお持ちになった方へ。
このサイクロン集塵機は完成形では販売されていません。(あるけどかなり高価)
逆さまにした円錐型のプラスチック部品だけで販売されています。
この部品と、別途用意したペール缶等を組み合わせ、自作する事を前提で販売しているようです。
作り方はいろんなところで紹介されているので検索してみてください。
「サイクロン 集塵機 パーツ 自作」等で検索すると結構情報が出てきます。
実際に作ってみた感想としては、ホースのサイズをうまく合わせるのが難しいかもしれないですね。
パイプの異径ジョイントや、排水ホース等を組み合わせていますが、規格が揃っていないために接続が甘くて養生テープで止めている部分もあります。
空気が入り込むと吸引力が格段に落ちますので密着していなくてはいけません。
接着してしまうのも良いと思いますが、詰まりが発生した時のメンテナンスがしづらくなるのが嫌で簡単に止めてあります。
そうそう、詰まりで思い出しました。ひとつトラブルが起きやすいポイントがあります。
吸い込み口から集塵機までのホースの接続部で、『内径が小さくなる段差』を作らないようにした方が良いと思います。ホースの詰まりが発生しやすくなります。
以下の図で分かるかな・・・。
図の赤い部分が、内径が小さくなる段差です。
大き目のゴミがここに引っかかって詰まりが発生してしまいます。
参考にして頂ければ幸いです。
今回はここまで。
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